ダーツは技術(フォーム)なのか?メンタルなのか?
以前は「メンタルでしょ」と気軽に答えたが、しかし本当にそうだろうか?
技術を手に入れるには練習。
メンタルを強化するには場数。
どちらが重要なのか。
最高の技術とは?
最高の技術があれば一寸とも違わぬフォームができる。
つまりマシーン。
同じ動作を繰り返す。同じ結果が出る。
チーズ蒸しパンを作るマシーンが同じ動作をしていたにも関わらず、アンパンが出来上がることがあるだろうか?
いやない。
かりに疲れが襲ってきたとしても、疲れを計算にいれたフォームを繰り出す。
まさに最高の技術だ。
最強のメンタルとは?
メンタルは完璧だ。いつでも、どんな場面でも平常心。
いつもと同じ動作が出来る。
疲れすらもメンタルと言う名の根性で克服する。
嘘発見器にすら見破られることのない嘘を108連続でつくことが出来る。
最強のメンタルだ。
彼なら100人の命を救うために99人の犠牲を払うことに躊躇しないであろう。
技術 vs メンタル
最高の技術がある。
いつもと違う環境。四面楚歌。飛び交う怒号にヤジ。
メンタルがやられるといつもの投げ方が出来ない。
しかし技術は完璧なのだ。
一寸たりとも違わぬフォームが出来ている。一寸も違わぬのだ。メンタルの入り込む余地はない。
そう、もはやメンタルは関係ない。
最強のメンタルがある。
いつもと違う環境。四面楚歌。飛び交う怒号にヤジ。
メンタルは動じない。
しかし入らない。
メンタルだけではブルの鐘を鳴らすことは出来ない。
108連続でブルの鐘を外そうとも彼のメンタルは動じない。
まさに最強のメンタル。
矛と盾 結論
結果、大事なのは技術。
技術を得るには練習。勝ちたければ練習あるのみだ。
極論。
すべてを理解していればメンタルは関係なくなる。無意識の部分にメンタルは潜み込む。
メンタルがやられ力んでしまった。
そうではない。力を理解していない。
理解せず何となくで行う動作にメンタルは影響する。寸分違わぬフォームが出来上がっていないのだ。