ハードボードを設置したらサラウンドも一緒に取り付けるのが一般的だと思います。
ダーツボードサラウンドは、通常のアウトボードを超えてボードの外まで飛んでいったダーツをキャッチして壁を守るモノ。いわば最後の砦です。必需品と言って良いでしょう。
今回はそのダーツボードサラウンドの代わりになるようなモノを安く自作してみました。
- 圧倒的コストパフォーマンス
- 見た目がかなり良い
- 実用性は???
各種ダーツボード サラウンド
サラウンドの代用品を作る前に、サラウンドにはどのようなものがあるかチェック!
エスダーツでの検索結果は42件(2021.1現在)でした。
形や素材などに違いがあり、価格も3,000円弱から1万円オーバーまで様々なものがあります。
私がショップスタッフ時代に一番売れていたのはDYNASTYの『接続式ダーツボードサラウンド』でした。分割タイプで収納や設置が楽、軽くて取り扱い易いサラウンドです。何より価格が5,000円と手頃。
ダーツボードサラウンドは必須アイテム
ちなみにサラウンドなしで投げていると壁がこうなります↓
これはヒドイw
「ボードの外に飛ばすなんて滅多にないこと」「サラウンドいらない!」
と強気な私でしたが、自分の下手さ加減に気づいてしまいました。サラウンドは必要です。
穴を見て「2のダブルが苦手なんだな〜」なんて分析している場合ではありません。と言ってもあまりお金は掛けたくない、ということで代用品を自作することにしました。
自作ダーツボードサラウンド
- プラダン
- 定規
- カッター
- カッティングマット
上記を用意してください。
プラダンはプラスチック製のダンボール。購入したのは91cm×91cmで400円くらいでした。ホームセンターで購入。ハサミだとキレイに切れないのでカッターを使いましょう。カッティングマットが無いと床がヒドイことになります。カッターを使用の際は必ず床を保護しましょう。
自作といっても切るだけの作業。
スペースにあわせプラダンをカット。ブラケットの部分をくり抜いたら完成です。プラダンとブラケットの厚みがほとんど同じでキレイにセットできました。接着などはしません。
ブラケットに引っ掛けってダーツボードで挟んで完成。
使用しているダーツボードはwinmauのブレード5です。
ブレード5の特徴である足での微調整が必要なくなるぐらいピッタリ収まります。
出来上がり
出来上がりサイズは縦91cm×横68cmとなりました。かなり余裕のある大きさです。
自作ダーツボードサラウンドの効果
なぜだかわかりませんが音が少し静かになった気がします。でも期待しているのはソコじゃありません。肝心の壁の保護はどうなのか?プラダンの切れ端で実験した画像をご覧ください。
垂直約1mからダーツを自然落下
見事に貫通!
いやーハードダーツって凶器ですねw
完全に防ぐのは無理なようです。念のためフォローすると斜めに飛んでいけばもう少し衝撃を抑えられます。実際の使用ではヘロったダーツが外に飛んでいくので壁まで貫通していません。D20を外すと思いっきり刺さりそうですけどね。
- 少し音が静かになった
- 防御力に過信は禁物
- 気休め程度だが見た目はかなり良い
もっと防御力を高めたい場合は改良が必要ですね。例えばゴムシートを貼るとかプラダンを重ねるとか、必要に応じて試行錯誤してみてください。
あとがき
なんとも見掛け倒しな感じになってしまいました。でも本当に見た目が良いし、安いので満足です。