ASTRA T-arrow アストラ ティーアローのレビュー
ポイント!
- 薄めのシャークカットで楽に飛ぶ
- 丸みを帯びたアウトラインで持ちやすい
- 谷内太郎選手モデル
ASTRA T-arrow アストラ ティーアロー レビュー
アストラ ティーアローは谷内太郎選手が2006年頃に使用していたバレル。バレルの名前は太郎さんの名前から来ていますね。
tripleight ZERO から進化したバレル。丸く持ちやすい形状、バレル後部のシャークカットが特徴的。ダーツの神様ジョン・ロウのモデルを大きくしてカットを強めたようなモデルです。
ある程度使い込んでカットが馴染んでからが本領発揮。じゃじゃ馬を乗りこなすような感覚を得られます。前方から中央部にかけて刻まれるリングカットもグリップの安心感に一役買っていますね。
バレル単体重量16.5g、セット重量18gというのは昔のバレルの定番的な数値ですね。俗説的には昔のダーツマシンは耐久性の問題で20gまでしか許容していなかったとか。ホントの話しかどうかはわかりません。よくそのように言われていました。
発売当時は高級モデル。コストパフォーマンスを高めたリニューアルモデルは万人に進められるバレルとしてスタッフ時代に重宝しました。「37mmは万人に進めるには短いのでは?」って、あの手の大きな谷内太郎選手が使っていたので大丈夫。実際に試し投げをしてもらうと気にいる人が多かったです。しかし残念ながら元祖はもちろん、リニューアルモデルもすでに廃盤。
ASTRA T-arrow アストラ ティーアロー スペック
アストラ ティーアローのスペックは以下の通り。
アストラダーツ ティーアロー | |
---|---|
材質 | タングステン90% |
単体重量 | 16.5g |
全長 | 37.0mm |
最大径 | 7.4mm |
タイプ | 2BA |
参考価格 | 16,000円(初期モデル) |
ブランド | アストラ(公式サイト) |
現在のアストラはダイナスティのひとつのブランドとして存在しています。トリプレイトも同様で、往年のダーツファンとしては消えかけたブランドが存続してくれて非常に嬉しいですね。
T-arrow ティーアロー の実測値
セット時の重量18.82g。セット内容により変化するので参考値です。撮影時はアルミシャフトを装着していたので若干重め。
派生モデルが豊富にあるT-arrow
ティーアローは派生モデルがたくさんあります。
廃盤になったものも多くあり、ちょっと追いきれないぐらい。谷内太郎選手モデルらしくスティールモデルも見受けられますね。
\T-arrow 4/
ASTRA T-arrow アストラ ティーアロー あとがき
一時期ソフトのメインバレルをティーアロー。ハードのメインバレルをティーアローsteelにしていました。
ソフトとハードを行ったり来たりしている身としては、同じ形状というのは戸惑いがなくて良いですね。重さは違いますけどね。そういった点でもティーアローは優秀なバレルだと思います。
ダイナスティで復活したアストラにはジョニーモデルもラインナップされているので、この時代のバレルが好きな人はチェックしてみましょう!